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納品したシステムの追跡調査に突撃したら昔話が始まった
koba :クレフレが手がけた案件はクライアントが求めるものを提供できたのか、追跡調査を行うため「栃木陸送株式会社」にやってまいりました!早速お話を聞いていこうと思います。
むかーし、むかーし、3年ぐらい(2022現在)むかーし。
栃木県宇都宮に、車を運ぶ「栃木陸送株式会社」という会社があったそうな。
その会社が社内システムの相談があったときの話を、当事者である私がしよう。
社長代理:栃陸トラック
koba :…いや、あのっ
私がしよう!!
koba :…よろしくお願いします。
第一章 社内システムができるまで
私達が当時困っていたのは、社内掲示板だったんじゃ。会社内の黒板に、ずらーっと紙で貼ってあって、
・クライアント様からの要望
・事案の発生
・道路工事の状況
など、全て大切で、早く確実に確認して欲しいものなんじゃ。
しかし、現場仕事が主だとそうはいかない。毎日掲示板を覗ける社員ばかりじゃなく、業務の内容によっては2日間、間が空いてからしか見られない人もいるし、下手すると3日後なんてこともある。どうやったってタイムラグが起きてしまってな…
問題を整理するとこうじゃな。
・毎日掲示板を見れない人がいる
・掲示した紙の紛失
・見た。見てない、知らない。等の声が社員から上がっていた
等々、掲示板の意味が薄くなっていたんじゃ。
そこで社内掲示板をweb化しようと、webについてなら何でも相談できるクレフレに依頼したのじゃ。
koba :パッケージで販売させてるものじゃだめだったのですか?
考えはしたが、さっきも言った通り現場仕事がメインだから、全員がGoogleアカウントを持ったり、なにかアプリを動かしたりできる環境じゃないんじゃ。
web化してウェブサイトとして、ブラウザから閲覧できるようにすれば、閲覧はどのスマホからでもできるからな。
koba :実際システムを作っていく過程は大変でしたか?
いや。なかった。至ってスムーズじゃった。最初のオーダーのときに、
「使いやすさを第一」
と伝え、色んなカッコイイ仕組みはいらないと。会社で掲示したものが、みんなが瞬時に見られる。そこがしっかり伝わっていたし、途中で確認したデモサイトを見ても、認識の差がなかったんじゃ。
クレフレは、無駄を省くことが早かった。
コンセプトは「説明書がなくても使えるシステム」だったのぉ。
第二章 課題は運用側のセンス
koba :では本日の本題に…3年間使ってみてどうですか?
まずは良かった点はだな、
・紙コスト削減
・配布した紙の紛失が無くなり、社内情報を漏洩するリスクの排除
・会社に戻らずに確認できるので、時間コストの削減
・エリアごとに分け、それぞれの社員にとって不要な情報を見せないことで、情報の取捨選択する時間を減らす
といったところじゃ。
また、わかったこともあってじゃな。社員に対して、知って欲しい情報を通知するためには、Webと社内掲示板の両方やった方が確実だということじゃ。
確実にしてほしいことがあるので、掲示板も併用しておる。
最後に使っていて、でてきた課題が運用側のセンスじゃ。
似たようなファイルがアップロードされてると、重要性が曖昧になるし、斜め読みや、ただスライドして終わってしまうじゃろ。そうならないために、どう目立たせるか、必ず読むようにさせるかが大切になってくるんじゃ。ミーティングを通しての教育も大切だが、書式作りのセンスをもう少し磨いていくのが今後の課題じゃ。
閲覧側ではなく、運用側、こちらに問題があると感じておる。
koba :最後に、クレフレを選んで良かったと思う事があれば教えてください!
そうじゃの…。
ヒアリングによって、自分たちが何を求めているのかっていうビジョンを明確にしてくれたな。それによって操作性に優れたWebシステムを提供してくれた。
いらないものをいらないと、難しいものを簡素化してシンプルにまとめる力があるクレフレに依頼してよかった。
まとめ
3年前に納品したシステムが業務の改善をし続けていることを確認できて安心しました。
パッケージシステムでは手の届かない、ヒアリングによって企業文化を反映したシステムを制作できるのがクレフレです。
解決する課題の本質を見きわめるのは、クライアントの協力無しにはできません。今回は、その一例を栃木陸送株式会社ご協力のもと紹介しました。紙の帳票を管理していたり、社内コミュニケーションをもっと円滑にしたい方、ぜひ一度ご相談ください。