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webる!オンライン町たんけん

制作実績

こんにちはコバタクです、1つ実績ができたので報告です。

私の恩師の先生が小学校校長になるとのことでご挨拶いきました。
そこでコロナ禍の学校の様子などお聞きしたところ学校教育にいろいな課題が見えてきました。
その1つとして事業所を児童がグループごとに取材にいく”町たんけん”という課外授業が中止になるというお話を聞きました。

国が進めているGIGAスクール構想で児童全員にタブレットPCが支給されweb環境が学校に整備されていることやクレフレでは農家応援サイトカジルを運営しZoomで2020年12月頃に行ったオンラインいちご狩りやオンラインレンコン狩りのノウハウがある。
これらが結びついて、やってみようということでオンライン町たんけんプロジェクトが始まりました。

授業として

オンラインで課外授業をすすめるにあたり
ネットワーク環境などの機材は、準備できたのですが、実際に授業として成り立たせないといけないというところでいくつか課題がでてきました。

すでにタブレットPCやネットワークが導入されているとはいえ先生達が、
PC操作やGoogle Meetを授業で活かすまでの時間がなかなか取れないなどの課題もありそれらも含めてすべてサポートすることに。

対象は小学2年生ということもあり、ただ動画で事業者さんの話を流しても退屈するのではないか?というところで小学2年生が興味のあるものとしてYoutubeがあると、
多くの小学生が知っている大人気のブンブンハローなユーチューバーをモチーフにと考えました。
※赤いジャケットと黒いパンツにした理由はそのためです

とはいえ、ただ画面を見ているだけでは退屈してしまので、事業者さんと児童がコトバのキャッチボールができるよう双方向になるような台本を作ったり、
オンラインではその場にいかないと実際の物に触れられないのですが、例えばケーキ屋さんでは、事前にケーキ作りの道具をお借りし教室で児童に見せながら「現場ではこう使うんだよ」と”触れる”というエッセンスもいれていきました。

通常の町たんけんでは教室で数名のグループに分かれて行うため、全員が行けないところもでてきますが、オンラインでは物理的な移動がなく今までとは違った町たんけんができたと思います。さらに、ビデオを視聴するような受動的ではなく、会話をするというリアルなコミュニケーションが生まれました。

そして迎えた本番当日

2021年10月6日(快晴)
宇都宮市立田原小学校の2年生9:00~11:00で「オンライン町たんけん」を行いました。

オオツボ教材社さん、田原コミュニティプラザさん、菓子工房吉野さんの3つの現場に、コバキンと撮影班が向かいました。

教室では児童が一人一台タブレットPCを使い、見学、質問をしました。ライブで行っているため、急遽発生した問題に先生が解決できないと考え、crossyが教室でサポートしました。授業後には、先生からは安心でき授業に集中できましたとお声を頂きました。

当日の様子はこちらです。

crossyが児童に対してGoogle Meetのサポート


児童は机でタブレット越しに見学や質問をしました

ケーキ屋さんで事前にお借りしたマドレーヌの型を”触れる”ている様子

事業者さんとコバキンはこんな感じで配信していました


田原小学校ウェブサイトはこちら

最後に、オンライン配信という特性上、画質や音声の質など様々な問題が見え、
こちらは反省点として改善していきたいです。
これからもwebは社会を豊かにできると信じ、クライアントの課題を解決しながら、webの本来の価値を正しく広げていきます。